≪エルンスト・ヘッケル≫Ernst Heinrich Philipp August Haeckel (1834-1919)ドイツ
ドイツの生物学者エルンスト・ヘッケルが1899年から1904年にかけて発行した版画集「Kunstformen der Natur」(自然界の芸術形態)より蘚類(苔)植物を描いた作品。
ヘッケルは、動植物に見られる対称性と秩序のある生物の構造をテーマに、陸海の多岐にわたる様々な動植物を顕微鏡を使って観察・解剖し、精細に描き出しました。
その構造や造形美は、後の芸術家や建築家たちに大きなインスピレーションを与えアール・ヌーボーやユーゲント・シュテイル(世紀末芸術)など様々な芸術様式の礎となりました。
苔「Muscinae」(1904)
≪エルンスト・ヘッケル≫Ernst Heinrich Philipp August Haeckel (1834-1919)ドイツ
ドイツの生物学者エルンスト・ヘッケルが1899年から1904年にかけて発行した版画集「Kunstformen der Natur」(自然界の芸術形態)より蘚類(苔)植物を描いた作品。
ヘッケルは、動植物に見られる対称性と秩序のある生物の構造をテーマに、陸海の多岐にわたる様々な動植物を顕微鏡を使って観察・解剖し、精細に描き出しました。
その構造や造形美は、後の芸術家や建築家たちに大きなインスピレーションを与えアール・ヌーボーやユーゲント・シュテイル(世紀末芸術)など様々な芸術様式の礎となりました。
この作品は、ヘッケルの作品の中でも珍しく博物画でありながらムードのある作品で、湿度の高い森の奥に生える様々な形の蘚類たちが瑞々しく描かれています。
使い込んでいくと、ヌメ革の経年変化よってよりアンティークな雰囲気をお楽しみいただけます。