オーストリア画家
≪グスタフ・クリムト≫
（Gustav Klimt 1862-1918）
「水蛇2」（Wasserschlangen2）1904-1907

クリムトは、女性の裸などを、官能的なテーマで描くことで知られており、≪ファム・ファタール≫（男性にとっての「運命の女」（運命的な恋愛の相手、結ばれた相手、また、男を破滅させる魔性の女性像）を、多く描いた。
「水蛇」は連作が存在しており、どれも水蛇を、水藻を漂う妖艶な女性達で表現している。水流の中で愛し合う、女性愛のナルシズムな世界感と、水蛇が水底の緩やかな流れに身を任せた、憩いの様子を描いている。

ヌメ革のエイジングとアートが織りなす、
アンティークな風合い

表面にはヌメ革（肌に例えると、お化粧をしていないすっぴんの
上質な革）に、自社の染色技術で様々なアートデザインを施した
アートレザーを使用しています。
HIRAMEKI.のアートレザーは、よくある転写プリント（別のフィルム
素材を表面に張り付けるもの）と違って、革素材そのものに、直接
デザインを施すため、使っていくと共に、革表面に艶が生まれ
色も深い飴色にエイジング（経年変化）するのが特徴です。

シリーズで共通してコンビで使用している、クラシックな雰囲気を纏う牛革も、国内のタンナーで別注して染めている、こだわりの逸品。
透明感のある染料で表現した濃淡が、アンティークな風合いを
高めています。